建設コンサルタントの仕事について（具体的な仕事内容）

道路の設計と、それに関する測量調査業務の管理を行っています。新しく道路を造りたい、改修したいという要望に応える仕事です。道路は目に見える部分なので、完成した状態を目にしやすいのがいいですよね。自分が考えて設計図を造ったものが、現地で反映されているのを見ると達成感があります。

この仕事の基本でありつつも難しいところは、まず依頼内容を正しく理解することです。発注者様が伝えたいことは何か、本質的なところを理解せずに言葉の表面だけ受け取ってしまうとトラブルの元になります。発注者のことをよく知っていて関係性が出来上がっている場合は良いのですが、新規の方の場合は苦労します。そういったトラブルを防ぐ具体的な対策としては、相手と何度も話して「こういうことですよね？」という確認を繰り返し行うことでしょう。すべての仕事に言えることですが、勘違いや思い込みで進めることがないように、関係者とは密にコミュニケーションを取るようにしています。

会社の雰囲気（社風や職場環境）について

私は30代半ばに同業界内で転職しました。以前の職場にいたときもダイシン設計のことは知っていて、会社の規模が大きく優秀な方が多いという印象でした。年齢的にもステップアップをしたいと思い、このような環境で働けたら自分の成長にも繋がると感じたので、地元を離れてこの会社に転職することを決めたんです。

入社してからわかったことは、先輩や後輩、上司や部下など関係なく色んなことを話せる環境であるということ。一人きりで仕事を進めると不安になることがありますが、ここの環境なら近くの人に気軽に相談できるので安心です。

また、私は社内の野球サークルに参加していて、他部署の上司や後輩など色んな年齢層の方々と人間関係が築けていることも居心地の良さに繋がっているのかもしれません。野球の他にもバスケやバイクなどのサークルがあり、活動費の一部は会社が負担してくれているというのもありがたいです。

キャリアパスについて

私は現在、RCCMという資格を取得するために勉強しています。建設業界の技術資格認定ということで、民間資格でありながら実務経験が必須で難易度はなかなか高めです。この資格があると公共性の高いコンサルタント業務を行う上で幅広い仕事ができるのでぜひとも取っておきたい。入社してまだ1年とはいえ年齢的には中堅の立場なので、早く資格を取って会社に貢献したいと考えています。資格取得については会社が勉強会を開いてくれたり、過去問を用意してくれたりと後押ししてくれますから、その期待に応えたいと思うと勉強にも気合が入りますね。

福利厚生について

給与面では自分の働きに対して高く評価していただいているようで、とても満足しています。基本的に土日祝が休みで夏季休暇や年末年始がありますから、旅行などプライベートの予定も友人と合わせられますし、家庭のある方は家族と過ごす時間も取りやすいのではないでしょうか。もし休日出勤があった場合も休日勤務手当があるので不満はありません。

この業界はどうしても残業せざるを得ないときもあるのですが、もちろん超過勤務手当が出ます。残業のときには会社が軽食を安価で提供してくれるのも助かります。

また、最近は会社で日本ハムファイターズのシーズンシートを契約しているので、野球が好きな人はその制度を活用して野球観戦を楽しんでいます。

求職者へのメッセージ

私たちの仕事は作業を分担しながらチームで動くことが多いので、真面目すぎて仕事を一人で抱え込むタイプより、仲間とワイワイ仕事を進めるのが好きで、困ったらすぐ周りの人に相談して、人の話を聞くのも好きだけど自分の意見もハッキリ言えるというタイプの人が合っているかもしれません。これは年齢や経験を問わずですね。

新卒の方は業務経験がないと思いますが「この仕事をやってみたい」という気持ちが一番大事です。入社後にOJTもありますし、仕事ができるようになるまで先輩がしっかり面倒を見てくれます。日常の業務を通じて技術も徐々に身に着けられるので心配いりません。経験者の方はその知識や存分に活かせる環境ですから、即戦力として早く入ってきてほしい！と願っています。