COLUMN コラム
連載コラムVol.13 ネタない時のコラム~春編

春風が心地よい季節ですが、私の頭の中だけは砂漠のように乾ききっています。締め切りカレンダーだけが刻々と春の訪れを告げますが、アイディアの芽は一向に出てきません。今月はネタ的にも厳しいのでとりあえず春という事で以下の文章を引用しました。
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」
枕草子の冒頭の一文ですが,春は夜明けが最も美しいことを表現していますが、昨今このような風景を見たり感じたりする事が中々難しくなっている様に感じます。これも時代の変遷なのでしょうね。
と、言いながら何を書こうかと悩んでいます。中々アイディアが浮かんできません。多分、推察するに私の頭の中が春めいてお花畑になっているからなのかもしれません。
と、時間稼ぎをしながら、春と言えば枕草子、枕草子と言えば古典、古典と言えばお勉強などと考えて、お勉強で中学2年生の時の英語の教科書「TOTAL ENGLISH」のStep1の一節を思い出しました。
It is spring. Everything grows. Trees are green. Sky is blue. … こんな感じであったと記憶している。
要は、春は古今東西を問わず美しくてアゲアゲなのである。と、評論めいた春の解釈を結論付けているが、この先、今回のコラムで何を書けば良いのか思いつかないのが今の心情である。私、先月のコラムで以下の様な事を書いています。
「お陰様で昨年の4月からスタートした本コラムの連載も12回目を迎え、何とか1年間継続することができました。この先どうなるのでしょうか。ネタ等々、不安な気持ちで2年目に突入いたします。」
いみじくも不安が的中してしまった様だ。でも、ネタがないことが最大のネタなのかもしれない。仕事においても空白が次の創造性を生むことがある。木々の芽が吹く前の準備期間の様に、季節の変わり目に思考が停滞するのは自然の摂理なのかもしれない。と、自分を納得させ物事を良い方に考える。今年は午年、「人間万事塞翁が馬」である。
引き続きお付き合いの程、今月はこの辺で終了。何とか原稿を埋めることができました。
この記事を書いた人
専務取締役田村 智樹

