COLUMN コラム
連載コラムVol.8 食

このテーマについてAIに聞いてみたところ、「私たちの生活において最も基本的かつ重要な要素の一つで、栄養摂取だけでなく、文化的、社会的な側面も持ち合わせている。特にわが国の食文化は豊かで、世界中から注目されている。」と返答してきた。
食は、人々の心を豊かにし、満足感を与え、幸せを育み、コミュニティを形成する。その価値は不変であり永遠に存続する唯一無二の文化ではないかと思う。特にわが国の食文化は、「和食」として2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されている。特徴としては、「四季の食材」、「うま味」、「美しさ」、「一汁三菜」、「栄養バランス」が生かされ表現されている。
わが北海道の食糧自給率は、213%(2023年、カロリーベース)で全国1位、完全な自給自足が可能な幸せな土地柄なのである。この豊かな食材を生かした食文化を内外にどのように発信し、北海道のブランド価値を高めるか。現在いろいろな取り組みが行われている状況かと思われる。
10月10日から12日まで北海道の豊かな食材と食文化を映画というコンテンツを介して発信するイベントが開催された。「北海道フービーフェスティバル2025」、昨年に引き続き2回目の開催である。弊社もパートナー企業として協賛した。来場者数も昨年を上回り盛況に終えることができた。このイベントが北海道のブランディングに寄与し継続していくこと、そして食の基盤となる農業整備が活性され地域振興に結び付き、私たち建設業界が食文化の発展に寄与できれば幸いである。
先日ある会合に出席し富山県の方とお話しする機会に恵まれた。富山県もブランディングに重きを置いており日本一と言われる富山湾の食材をどのように発信するか思考を重ねているとの事。富山県を舞台にした映画が数多あることから富山県版のフービーフェスティバルを企画しても面白いかもしれない。
さて、弊社は昨年からブランディングの一環として広報誌「DS Funbook」を年刊誌として発刊している。今年も12月1日に発刊を予定している。中身は乞うご期待であるが、少しだけお知らせしましょう。
出張の多い職業柄、その先々で地域の美味しい食べ物を口にする機会が多い。即ち、地域の食材や食文 化に触れること、そして発信することも仕事であると考えている。そこで食レポを企画、美味しいお店 やメニューを紹介して、見て読んだだけで、よだれが出るような構成となっています。また、道産食材のみで作られたパンとチーズ、ワインの試食会を開催し、その模様をレポートしています。こちらは、お洒落で気品あふれる内容にまとまっています。「DS Funbook」期待してください。
最後に、この「パンとチーズ、ワインの試食会」で味わった美味しさと雰囲気を社員と共有できればなどと思う次第である。幸いに弊社では「専務会」と称する費用の多くを専務が負担する会食が不定期に開催されている。このスキームを用いて「パンとチーズ、ワインの試食会」を継続開催してみては如何かな、と思う次第である。
さて賛同者はいるかな、富富富(ふふふ)。
この記事を書いた人
専務取締役田村 智樹



